POEM

とても疲れて帰った日には

とても疲れて帰った日には
大きく空気を吸い込んで
ふぅ と一息つくといいだろう

体中の空気を押し出して
疲れも一緒に出ればいい

これで明日も元気になれる
そう思えば
今夜もぐっすり眠られる

update:2004.12.12 up/written:2004.12.12  ▲SKIP TO TOP

人間なんて

どうしたら 綺麗になれるのか
どうしたら 尊敬されるのか
どうしたら 幸せになれるのか
どうしたら 上手く生きて行けるのか

少し形は違えども
誰にだって悩みはあるものです

人生に対する焦燥感
社会に対する劣等感
世界に対する厭世観

不良でない人間なんているものか

人間なんて そういうもの
そう思えば 少しは楽に 生きられる

update:2004.11.15 up/written:2004.11.15  ▲SKIP TO TOP

私は雲が羨ましい
風に乗ってどこまでも
果てしなく流れ続けることが出来るから

いろんなものが
見えるのだろうな

いつも空高くから見守っている
ゆっくりと旅をしながら

update:2004.10.20 up/written:1997.12.06  ▲SKIP TO TOP

雨の降っている日には

雨の降っている日には
雨音に耳を傾けるのもいいだろう
雨の機嫌を伺いながら
次の行動を思うもよし
過去の幻想に浸るもよし
雨は、未来と過去を近付ける

雨の降っている日には
窓ガラスに額縁を描いてみるのもいいだろう
近くなった遠景を細目で眺めながら
枠の中に全ての景色を入れるもよし
濡れそぼった一輪の花を入れるもよし
雨は、全ての景色を絵画に見せる

雨の降っている日には
思い切って外に出るのもいいだろう
世界のこの場所に降り注ぐ雨を感じながら
雨が流れてきた場所を思うもよし
これから流れて行く場所を思うもよし
雨は、全てを旅人にする

update:2004.09.28/Written:2004.09.28  ▲SKIP TO TOP

炎が 震える
水が たゆとう
風が 流れる

モノの動きは
私を勇気付けてくれる
自信を持たせてくれる

例えそれが
儚いモノであっても

update:2004.09.11 up/written:1997.12.06  ▲SKIP TO TOP

季節のおくりもの

春のおくりものは
あたたかな風と
花のかおり

夏のおくりものは
太陽ギラギラ明るい風と
まっ青な海のかおり

秋のおくりものは
ロマンティックなすず風と
まっかな山のもみじ

冬のおくりものは
雪をつれたこがらし
山は雪げしょう

季節のおくりもの
すてきなおくりもの

update:2004.08.23 up/written:1987.08  ▲SKIP TO TOP

夏!夏!夏!

スイカの美味しい季節です
カキ氷の美味しい季節です
緑が美しい季節です
全てが活発に活動する季節です
開放的な季節です
大胆になりやすい季節です
気持ちが大きくなりやすい季節です
イライラしやすい季節です

そんな時こそ急がず焦らず
大らかな気持ちで過ごしたい

嫌なことも全て忘れ
常に大きく優しい人でありたい

この、今の季節のように

update:2004.07.21/Written:2004.07.21  ▲SKIP TO TOP

光と影

太陽が中天にあって最も光輝を放つ時
その影は漆黒の闇を作る
それは、猜疑と不安に満ちた孤独の色

決して交わることのない 表と裏
しかし一つの物事は
表と裏の両面から出来ている
表裏一体

だからこそ
光と影のコントラストを
美しいと感じるのではないだろうか

update:2004.07.11 up/written:2004.07.11  ▲SKIP TO TOP

素敵な女性に

家に遊びにきた友人を 手料理でもてなす
お誕生日などに
お気にいりの本やCDをプレゼントする
いつもにこやか 笑顔で過ごす
誰にも別け隔て無く 優しく接する
人を尊敬し 感謝の気持ちを忘れない

そんな素敵な女性になりたい

update:2004.06.14 up/written:2004.06.11  ▲SKIP TO TOP

ごめんね。そして、ありがとう。

ごめんね

言った数だけ 涙が落ちる
あんまり良いことじゃないね

これからは
たくさんたくさん こう言おう

ありがとう
いっぱいいっぱい ありがとう

update:2004.06.09/Written:2004.01.23  ▲SKIP TO TOP

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